探偵としての思い

2024年04月28日

探偵は本来調査が終われば報告書をお渡して弁護士さんの所にお持ちください。ある程度の方向性はどこの探偵事務所でも助言はしてくれるでしょう!しかし、依頼者さんは調査報告書証拠を元に本番が始まります。

調査後は依頼者さんはどうしていいのかわからな方々が多くおられます。慰謝料請求する弁護士を雇う、何処の弁護士がいいのか?相手が離婚を言ってくるまで黙っていいのか?相手に直接慰謝料請求や話し合いがしたい!とりあえず別居を考えている?浮気本人を有責配偶者にしたい!

依頼者さんの思いはそれぞれなんです。

私は証拠を抑えた以上は最後まで見守っていきたいと思ってます。調査終了の秘密作戦!
調査後無償にて法的に問題がない範囲でコンサルを行っています。

実際に依頼者さんと浮気相手との話し合いに同席、ラブホに依頼者さんと突撃、弁護士事務所にも同席、離婚調停家庭裁判所に同行、対象者と浮気相手とも直接話し合い、(修羅場でした!)  
人間観察や心理が学べます。 
浮気している本人達はいい訳や被害者ぶったりと認めない方がいます。また、以外にすんなり認め依頼者さんに謝罪して慰謝料を支払い解決した事もあります。揉めると法的解決で裁判にもなりかねません。実際に裁判になり判例の実績もあります。このように調査後のさまざまな解決案は私にとっても重要な体験にもなり今後の調査や新規依頼者さんの対応にも役立つと思っています。日々勉強です。

探偵として調査現場で撮影や尾行のスキルは必要です。ただ撮影や尾行するだけではなく状況に応じて依頼者さんが求める結果と経済的利益と総合的な解決手段(調査計画)スキルを身につけた探偵が本来の探偵の姿だと勝手に思ってます。上手くは言えませんが!

状況に応じて浮気問題は法律上制限もあります。調査で証拠を抑えたとしても状況により相手に慰謝料請求が出来ても確実に支払われるとは限りません。
他の探偵事務所は依頼を考えている方の心境に漬け込んで慰謝料を相手から取りましょうと営業トークで調査を進められてしまい状況的に冷静さを失い判断できず結果的に高額な調査料金を払う事になります。高額料金と弁護士費も含めて例え慰謝料が支払われても手元には残らない場合もあります。先ずは冷静な判断をされる事です。

依頼者さんは冷静さを失っている状況が多く私は先にデメリットやリスクを中心に説明をしています。理解された後にメリット、証拠を抑えて慰謝料が支払われた状況もしっかりと説明をしています。理由は適当な発言をして探偵として信用を失いたくないからです。探偵は世間ではグレーな存在かもしれません。しかし、探偵としてプロ意識を高く持ち経験と知識で状況を理解して悩んでいる方に深みある解決案を考えお伝えする事だと思っています。また、依頼者さんの経済的な事を含めて相談を受けています。