別居

2024年02月22日
別居している夫婦の婚姻関係が破綻しているか判断する場合は、別居期間があります別居して何ヶ月以内だと婚姻関係が破綻している、何ヶ月以上なら破綻していないといった基準はありませんが、別居して数ヶ月程度の短期間で異性と肉体関係を持ったなら、それは浮気といえるでしょう。別居中で離婚も視野に入れているけど、子どもを交えて家族で外出していたり、お互いの両親と交流があったりしているのであれば、婚姻関係が破綻しているとは言い切れません。
このような状況で配偶者があなた以外の異性と肉体関係を持ったなら、それは別居中の浮気に該当する可能性が高いでしょう。別居前から肉体関係を持っていた、浮気相手がいることを知ったのが別居中で、別居前から肉体関係を持っていたのであれば、それは浮気です。しかし別居後に異性と肉体関係を持ったりしても浮気とは認められない可能性が高いです。法律では、結婚生活が崩壊していない、まだ崩壊寸前の段階に過ぎない場合に浮気が不法行為に該当するからです。
浮気より先に婚姻関係が破綻していたのであれば、配偶者が別の異性と肉体関係を持っても法的に保護される結婚生活が存在しないとして、浮気とは判断されない可能性が高くなります。つまり浮気相手に慰謝料請求が難しいくなる可能性があります。